消える脚注
これはCC2020以前のバグです。CC2021では解消されています。
主に、古いバージョンで作成されたものを新しいバージョンで開き直したファイルでおきやすいようですが、複雑な作業をしたファイルでもおきます。
Opt+Cmd+/
全ストーリーを再計算
のおまじないを新組段階でかけるのが有効のようです。
(あと工程でかける場合、校正必須となるでしょう…)
“追加情報 (Additional Information)
文字組みや段落スタイル、文字スタイルなどを適用しても期待通りに動作しない時には、「全ストーリーの再計算」を行います。
OS やフォントが異なる環境で作成された書類、または 旧バージョンの文書を開いた場合は、はじめに 「全ストーリーの再計算]」コマンドを実行します。「全ストーリーの再計算」コマンドを実行すると、InDesign は書式情報を再読み込みし、画面を再描画します。以下の操作を行います。
InDesign を起動し、文書を開きます。
Ctrl + Alt + / キー(Windows)/Command + Option + / キー(Mac OS)を押します。
全ストーリーの再計算とは、現在の InDesign の文字や段落の設定をもとに書類上の全ストーリーを再計算する機能です。下記の場合には特に利用をお勧めします。
旧バージョンの InDesign 文書を開いた場合
(バージョン間では問題の修正や品質の向上により文字組が異なっています。)
PageMaker ファイルや QuarkXpress ファイルなど、他の書類を開いたとき
(ファイルを変換中にもストーリーの再計算は行っていますが、設定の細部までを利用した再計算には「全ストーリーの再計算」が必要です。)
設定を変更しながら文章を作成した場合
(文書中に複数の設定遍歴が存在する場合には「全ストーリーの再計算」コマンドで正しい文字組みを確認します。)
作成した環境とは別の環境で開いた場合
テキストフレームをインライングラフィックとして使用するなど、ドキュメントが複雑な構造を持っている場合
印刷前の最終確認”
消えた脚注の段落スタイルを検索すると、(オーバーセットテキスト)と表示されるので、再計算をしたくない場合、この方法で当該箇所を発見してボックスの修正をしてもいいもしれない。しかし、この方法を使うと、再計算していないので、再び脚注が消える。
オーバーフローを探すスクリプトではひっかけることができなかった。そもそもプリフライトのオーバーフローでもエラーが出ないから、ドキュメント上はオーバーフローとなっていない。